2010年4月11日日曜日

ヴィラデストの可能性

冬眠明けのヴィラデスト・ワイナリーツアー今季第一弾に添乗してきました。曇りのち雨の予報を覆して晴れたのは参加者の心がけと、日照率抜群のヴィラデストのクリマが相まってのことでしょう。本日は玉村豊男さんにもお会いできて誠に良い日でした。
今回、大変興味を持っていたのがヴィラデストのピノ・ノワールです。日本では良質なワインを作り出すのが困難と思われるこの品種に玉さんは果敢に挑戦。その中間報告ともいえるリリースが最近行われ、生産量がわずかなために2006のボトルは売り切れ、127本のみの2007がかろうじて販売中という状況でした。そして久々の会員募集。ピノ・ノワール会員です!以前にピノに挑戦するという話を聞いた時はテストする、くらいに受け止めていましたが、ここに来て本気だということがはっきりわかりました。
…ピノは国内ではやはり困難ではないだろうか…そう思いながら現地に到着し、グラスを傾けてびっくり!まだまだ若いながら、ピノの女性的な柔らかさ、エレガントさがはっきり伝わってきました。なかなかの出来だといえます。
良い意味で予想を裏切る結果に驚くとともに、10年、20年…と時を経た時に顕在化するであろう潜在成長力の可能性を期待させられました。ピノ会員…応援しちゃおうかな…
Joe

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