2010年2月19日金曜日

ボルネオへの恩返し?

あるメーカーの社屋の前に設置された自販機にこのような説明が掲示されていた。このメーカー、ヤシの実洗剤で売れた会社だが、植物油はヘルシーなのかもしれない反面で、原料となるアブラヤシの畑を作るために、元々の熱帯雨林を伐採することが国際的に問題になっている。つまり、ヘルシーだとか、環境に優しいという宣伝文句で売られている商品が、その実、環境破壊の原因となっているということだ。絶滅が危惧されているオランウータンの生息地の熱帯雨林はアブラヤシ畑と化している。メーカーは恩返しではなく、罪滅ぼしで環境貢献のフリをしているだけではないのか。

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