2010年2月23日火曜日

天気予報の読み方

今日は暖かくなる、日中は上着が要らない、などと昨晩からの天気予報では暖かさを強調しているが、果たしてどんな格好で出かけたらいいだろうか。良く考えずに話の一部を鵜呑みにすると、凍えることになるかも。まず、出かける朝の気温がどうかということがある。暖かい日だと言ってもこの時期、朝は未だ寒いことが多い。感覚を研ぎ澄まし、現在の状況がどうなのかを体感して防寒の程度に反映させる。私はマフラーとアンダーシャツの有無を迷ったが、朝は意外に寒く、日中は暖かになる予測とオフィスの暑さを考慮して、アンダーシャツなし、マフラーありと決定した。果たして森の気温は4℃。私が体感的に東京の真冬の寒さの基準にしている5℃を下回っている。車の窓には霜がついているし、今朝に関しては真冬そのものでぜんぜん春ではない。また、読まなければならないのは翌日の気温だ。日中春のような陽気でも翌日冷え込むなら、夜はガクンと気温が下がることになるから、翌日の予報も確認し、帰りの気温を踏まえて装備を決めないと、思いがけず凍えることになる。人間や動物の行動を読むことは大切だが、気象を読むことも大事だ。都会生活に埋没し、長く土から離れて動物的感覚を忘れ、五感を十分に使わずに能力が衰えていると、こうしたことに気づけないかもしれない。
いつも井の頭公園ですれ違う顔見知りの方からキジバトの羽が散乱しているのを教えてもらった。羽根の散らばり方からオオタカの仕業と見るのが自然だった。彼のように日頃から感覚を研ぎ澄まし、五感を使っている人でなければ、気付かずに通り過ぎてしまうことだろう。Joe

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